口内炎の痛みにセルフケアで対処

セルフケアでも十分な口内炎の症状
炎症範囲が広がるわけでも、口腔内に深刻なダメージをもたらすわけでもない程度に留まる、耳鼻咽喉科での診療を必要としない程度の口内炎であれば、慢性化しているような場合を除き、セルフケアによって十分に解消可能であり、わざわざ耳鼻咽喉科での診療を受ける必要性は薄いケースが大多数を占めると言っても過言ではないでしょう。
具体的に言えば、典型的な口内炎とも言える、口腔や口唇にポツっとした腫れが生じる程度の症状に留まる口内炎、食事をはじめ、何らかの外的要因に心当たりのある外傷に起因する腫れによる口内炎など、炎症の範囲がごく小規模な口内炎や炎症原因が明白かつ、炎症を招いた原因が軽度の外傷に留まる程度の口内炎であれば、セルフケアでも十分です。
口内炎の痛みにセルフケアで対処
口内炎のセルフケアを試みるなら、対処法として挙げられるものは、市販薬の使用や刺激の少ない飲食を心がけることの二つが主で、市販薬の場合、飲み薬・塗り薬・貼り薬の三種類を使い分けることになり、飲み薬なら鎮静成分による痛みの緩和、塗り薬や貼り薬のであれば、炎症箇所への添付によって直接的に炎症を緩和し、痛みを和らげることが期待されますが、塗り薬が添付のしやすさに優れるのに対して、貼り薬は添付範囲が限られる分、薬効の強さで勝るのが一般傾向です。
また、刺激の少ない飲食を行う場合、塩分や香辛料による刺激に警戒する他、炭酸やアルコール類も避けた方が無難ですし、煙草の様な含有成分の刺激が強い嗜好品も避けてください。